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김양선(金良宣)(Kim, Yang-Sun) 일본어문학회 2012 일본어문학 Vol.58 No.-
本研究では「だけ」の主な意味を「限定」と「程度(比例)」と規定したうえ、「限定」と「程度(比例)」がどのような状況や環境で表れるのかを、つまり「だけ」の各々の意味が表れる環境を文体上の相違や前接語と後接語の特徴により提示することを試みた。その結果は次の二点に要約できよう。まず、「だけ」の「限定」が表れる場合、文章体では、名詞が多く前接するが、疑問詞は前接しない。「では~否定語」と助詞の「で」が主に後接するが、「あって」は後接しない。会話体では、文章体と同じように圧倒的に名詞、その次は動詞の基本形が前接し、助詞と「では~否定語」が主に後接する。 一方「だけ」の「程度(比例)」の場合、文章体では、多様な表現(ある程度意味が限定できるような表現)と前接するが、そのような意味限定の出来ない疑問詞と前接するとむしろ強調の意味を表す。助詞「に」が圧倒的に後接するが「あって」は後接しない。会話体では、「ル形」動詞をはじめ疑問詞、名詞が前接する。動詞と後接するケースが名詞より多いが、文章体とは違って助詞も「あって」も後接しない。
김양선(金良宣)(Kim, Yang-Sun) 일본어문학회 2012 일본어문학 Vol.56 No.-
「従って」は「従う」から派生したことが原因だからか、基本的に前件の根 拠に基づき後件の結論に繋ごうとする機能が内在しているようである。そのため、「従って」の意味․用法は、前件の根拠に基づき後件の内容を論理 的に説明する「根拠→説明」と、前件の根拠に基づき後件に話者の主張を展開する「根拠→強調/主張」の二つに分けられる。前者は、主に第三者のことが話題になりがちであるため、後件の文末は無標の断定表現が多いのに対し、後者は、主に話者の専門的な関心分野や話者「私」の意見等が話題になるため、後件の文末は「わけはない/わけではない」、「~ば~[e]ない」、「~なければならない」等のような話者の判断表現が表われやすいのである。 一方「そこで」は場所の指示代名詞「そこ」が使われているからか、基本的に前件を新しい場面や状況へと導いて行こうとする「転換」の機能が内在しているようである。そのため、「そこで」の意味․用法は、前件とは違った新たな視点や側面からの情報提供や説明を行う「根拠→新たな情報」と、前件とは違った新たな選択や主張をしようとする「根拠→新たな提案․主張」とに分けられる。前者は、前件とは違った新たな視点や別の側面からの情報提供や説明を行っている場合なので、主に第三者のことが話題になり、後件の文末は無標的な表現が多い。一方後者は、後件の文末の有標的な表現ー「~たらいいなあ」「~しよう」「~べき」「~作れ」「~たい」「~てください」等、「提案する」「紹介する」のような提案、希望、「+疑問詞」の疑問提示、「問題点․問題」への指摘、依頼、命令等の表現―と共起しやすい。