この論文は、韓國語の時間表現について認知言語学的に考察したものである。考察の結果わかったことは次のとおりである。 まず「時間の空間化․事物化様相」を&a...

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부산 : 부산대학교, 2006
2006
한국어
701 판사항(6)
부산
時間表現の認知言語學的硏究
iii, 124 p. ; 26 cm
지도교수: 최규수
참고문헌 : p. 120-121
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この論文は、韓國語の時間表現について認知言語学的に考察したものである。考察の結果わかったことは次のとおりである。 まず「時間の空間化․事物化様相」を&a...
この論文は、韓國語の時間表現について認知言語学的に考察したものである。考察の結果わかったことは次のとおりである。
まず「時間の空間化․事物化様相」を観察した。
「時間の大きさ․量」に関する表現を分析した結果、次のようなことが分かった。第一に、時間は1次元的な存在として認識․表現される。第二に、時間の大きさを表す表現には階層性がある。
「時間の容器」に関する表現を分析した結果、次のようなことが分かった。第一に、ある時間の內部を指す「안」「속」などは時間表現として使われるが、外部を指す「밖」「겉」などは時間表現に使われず、漢語でも同様に內部を指す「內」「中」などは時間表現に使われるが、外部を指す「外」は時間表現に使われない。第二に、時間という<容器>の中に<內容物>の有無を表す表現として「비다」「비우다」「차다」「채우다」、<內容物>が<容器>の外から内へ、あるいは内から外へ移動することを表す表現として「들다」「접어들다」「나다」などがある。
「その他の空間化表現」を分析した結果、次のようなことが分かった。「場所」と關係のあるものとして「곧」「곧장」「당장」「끝」「끝장」「즉석」など、「方向」と關係のあるものとして「-녘」「저편」「금방」「방금」「시방」「바로」「죽/쭉」など、「間隔」と關係のあるものとして「틈」「사이」「짬」「참」「동안」「일간」「간간」などがあり、すべて空間槪念語から時間槪念語へ轉用されたものと見た。
「その他の事物化表現」を分析した結果、次のようなことが分かった。時間は主に自然物としては「線」「水」など、人工物としては「矢」「薬」「金」などにたとえられる。
次に「時間の移動化樣相」を 觀察した。
「時間の移動」に関する表現を「水平移動」「垂直移動」「循環移動」の三つに分けて分析した結果、次のようなことが分かった。
「水平移動」は「逆行型」と「平行型」に分けられる。「逆行型」はわれわれ人間および周辺の世界と時間が互いに向かい合い反對方向へ移動するものと認識․表現する形式で、さらに「時間移動」と「世界移動」に分かれる。「時間移動」は「未來→現在→過去」の方向であり、「世界移動」は「過去→現在→未來」の方向である。「平行型」はわれわれ人間および周辺の世界も時間も同じ方向、すなわち「過去→現在→未來」の方向へ移動するものとして認識․表現する形式だ。
「垂直移動」は「下降型」と「上昇型」に分けられる。「下降型」は時間が上から下へ下るものとして認識․表現する形式で、「上昇型」は時間が下から上へ上るものとして認識․表現する形式だ。
「循環移動」とは時間が巡り巡ってまた同じ位置に戾って来るものとして認識․表現する形式だ。これも古くからあった傳統的な時間認識の一つだが、言語表現には大きな影響を與えていない。
「時間の速度」に関する表現を分析した結果、次のようなことが分かった。直觀的には「時間が遅い」ということばより「時間が早い」ということばをよく使うように感じるが、時間が遅いことを表す表現のほうが多樣である。
また、「時間の資源化樣相」を觀察した。
その結果、韓國語で時間は金․資源と同様に、価値があり、準備し、所有し、稼ぎ、消費し、受け渡しし、管理する対象として認識․表現できることを確認した。
最後に、「時間の身体化樣相」を觀察した。その結果、次のようなことが分かった。
第一に、「身体語」を使った表現は時間が身体を持つ存在として認識し表現したものと人間が身体の動作や感覚を通じて時間を認識し表現したものに分けられるが、慣用的表現に限っていえば、時間が身体を持つ存在として認識し表現したものは「머리(頭)」と関連した表現だけであり、その他の表現はすべて人間が身体の動作や感覚を通じて時間を認識し表現したものである。
第二に、人間の身体のうち時間表現に使われるのは頭部に集中している。それは、重要な感覺器官が頭部に集中していることと關係があろう。
第三に、頭部の中でも時間表現に使われる感覺器官は何より「目」であり、次に「鼻」である。その他の感覺器官は時間表現にほとんど使われない。「目」が最も多く使われる理由は目を通して外界の多くの情報を感知することと關係が深く、「鼻」は顔のなかで最も前方に突き出した部分であることと關係があるだろう。
第四に、身体語による時間表現としては、過去より現在や未來、ある時間帶の終わりより始まり、長い時間より短い時間を表すものがはるかに豊富である。これは人間の關心がそのような方面に強く向かっていることを示唆する。
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