명청시대 (明淸時代) 합과의 경영형태 및 그 특질 - 중국의 전통적 기업경영에 관한 - 고찰 - = The Pattern and a Characteristic of He - huo ( Partnership ) system during the Ming - Qing Period

국문 초록 (Abstract)

本稿は, 傳統中國における合과經營を契約內容に注目しながら槪念的·類型的に分析をし, その特質を考察してみたものである. その論旨を簡單に纏めてみると.まず第一章では, 合과·合股·合資の槪念問題について檢討してみた. そこで合과とは「事業を共にする者同士の結合」として, 合資·合股を含めた廣い範圍における共同事業を意味するものであって, 合資はもとより獨資の場合でも他人に經營を委ねる場合には合과と認めるべきであると論じた. 第二章では合과を「合資營業」型と「獨資營業」型に大別して分類し, 各各の特質を考察してみた.「合資營業」型は自ら資本を備えて共同に經營するもので あるが, さらに細かく見ると, 資本出資者が直接經營に參加する「合資共同經營」形態, 資本出資者の中で經營者を選び經營を委ねる「合資單獨經營」形態, 資本出資者が經營には參加せず第三者を招聘して經營を委ねる「合資委託經營」形態など, 多樣な形態が存在している.「獨資營業」型は, 資本出資者が單獨の場合であって, 資本と勞力が結合した合과として認めるべきであるということを論じた. 以上のような合과經營は傳統中國に於いてはほほ全土で確認することができる. ただこういった類型的檢討は, さまざまな合과形態の中核にあるものだけであって, 合과のすべてに當てはまるとはいえない. 本來合과を如何なる形態として組織して運營するかについては, 制度化された規定があるわけではなく, また地域的な差異があるというよりはむしろ各合과の個別的狀況(資本金, 經營能力等)によって異なっていたと見た方がより妥當であろう. さらに合과は「万全堂」の經營形態の變化からでも分かるように, 當該の狀況に應じて多樣にその姿を變える彈力性を持っていたのである. そして合과契約文書の中では「永遠に事業を共にする」といった「永續性」を建前にするものもあったが, それはあくまでも理念的な問題に過ぎをぃ. 現實に當時の合과企業がどれほど永續したかについてその存立期間を調べることはね 資料上きわめて因難な作業であるが, 槪ね成立から解散までのサイクルはそれほど長くはなかったとみてよいであろう. 合과企業が成立されてから短期間のうちに消滅していった當時の事情の背景には, 當時の經濟社會の不安定さに加えて, 人格的な資本結合であったことに起因すると思われる. 卽ち合과は出資者個個人が個性の强い人格として結合しているために, その結合は一見强そうにみえても人間關係の變動-いわば特定の出資者の出入り等-によってすぐ左右されやすい不安定さも同時に持っていたのである. こういった合과の性質は, 社會的に廣く資金を集中して, 出資者の人格と獨立した法人格を持つ近代會社の性質と根本的に區別される, ということは論じるまでもない. こういった合과の特質は株式會社のように社會的信用を以て出資者を募り社會的資本を集中する方式とは異なり, 人的信用に基づぃているので多大な資本を要する近代産業には適合しないものであった. しかしそれを以て合과の「反動性」, 或いは「時代錯誤的」と論じるつもりはない. むしろ流動的で不安定な社會情況の中で人的關係を原理とする合과は當時の人人にとってはもっとも適切な經濟方式ではなかったかと思うのである. そうであるからこそ合과は今日にもその生命力を絶えることなく繫がっており, 現代中國の鄕鎭企業, 台灣の台南幇はその一例として今後もその소趨が注目されるのである.